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【TECH BLOG #12】エンジニアドキュメントページのリニューアル (Funplex Engineer Portal)

#ドキュメント #confluence

ファンプレックス株式会社 エンジニア部 技術戦略チームのアンドゥです。
この度、ファンプレックスのエンジニアドキュメントページのリニューアルを行いましたので、その内容を紹介したいと思います。

ファンプレックスのドキュメント環境について

前提条件としてファンプレックスのドキュメント作成環境をご紹介します。
ファンプレックスでドキュメントや資料を作成する際には「confluence」(コンフル)と言う
ドキュメント コラボレーションツールを使用しています。

・公式ページ:https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

(あまりイメージできない方には”Wiki”を想像して頂ければ大丈夫かと思います)

このコンフルはグリーグループのほとんどで使用されており、個人やチームで資料/ドキュメントを作成し、それを共有する為に使用されています。
また、コンフルの機能で”スペース”を設定でき、会社全体のスペースや各プロジェクトのスペースなどで部屋分けすることができます(Wikiで例えると○○ゲームWiki、××ゲームWikiと分離されている状態)
もちろん、それぞれのスペースにセキュリティ設定(閲覧権限など)を施すことも可能です。
(この閲覧権限設定はページ単位でも可能です)

私が過去に勤めていた会社や仕事場(大企業含む)には、ドキュメントをファイルで作成したり残したりする事は出来ても、それらを自由に共有する仕組みが無かったので、入社した当初はこのドキュメント共有のシステムや文化に感動すら覚えたくらいです。

これまでのドキュメントたち

しかし、しばらくするといくつかの運用上の欠点が見えるようになりました。
今回は以下の3つ欠点について説明したいと思います。

1.情報格差
2.再利用
3.利便性

1つ目は、メンバーが記載するスペースが自身の所属しているプロジェクトのスペースだと言う事です。
同じプロジェクトであれば自由に共有&閲覧出来るのですが、自身のプロジェクト以外のスペースは当然ながらセキュリティの関係で閲覧することが出来ません。
ここで発生するのが情報格差です。いくつかのプロジェクトを経験したメンバーには自然と情報が集まりますが、新しく入社したメンバーなどは他のプロジェクトにある便利な情報を入手出来ません。従って、在籍期間やプロジェクトの経験によって得られる情報の差が生じていたと思います。

2つ目は、皆が資料を置くページです。
各プロジェクトのコンフルスペースには、個人で自由に使用出来るページが大抵存在します。
しかし、エンジニアの性なのでしょうか・・・作成した資料をその個人ページ配下に置いたままにしている人がほとんどで、これではいくら良いドキュメントを作成しても他の人の目に留まることはありません。また、一時的にページのURLを共有しても、しばらくするとページの在り処が不明になったり、いちいちページを探さなければならない状態でした。

3つ目は、共有スペースです。
ファンプレックスのエンジニアメンバーは全員エンジニア部に所属していますので、エンジニア部としての共有資料や開発ガイドラインなどがもちろんあります。そしてリニューアル前はそれらを共有する場所がファンプレックス全体のスペースの一部に存在していました。
また、エンジニア部のページの配下には、メンバーが自由にドキュメントを共有出来る場所も設けていたのですが、検索する際にエンジニア関連以外のページがヒットして使い勝手が悪く、さらに会社全体のスペースに対してページを追加/編集したりする事を皆が不安に思う様で、なかなかドキュメント共有が進まない状況でした。

そうだ!エンジニアメンバーのスペースを作ろう!!

上記のような問題を解決しようといろいろと技術戦略チームで考えていたところ、
上司から「エンジニアのコンフルスペースを作ったからいい感じにして」とのオーダーがあり、さらに同じ考え持ったエンジニアO氏達が加わって「エンジニアドキュメントページのリニューアル」が始まりました。

紆余曲折はありましたが、当初大変な作業だと想定していた既存ページの移動がスムーズに進んだ為、想定以上にコンテンツやデザイン、機能面の改善が出来た事は大変幸運だったと思います。

そして、リニューアル完了です。
新しいエンジニアドキュメントの共有スペースの名前は「FunplexEngineerPortal」です!!
ひねりも面白味もない名前ですが、皆が使用するスペースなのでわかりやすい名前を付けました。。。

FunplexEngineerPortalのTopページ
 

これから「FunplexEngineerPortal」を簡単に紹介していきます。

3つのコンテンツ

「FunplexEngineerPortal」は大きく3つのコンテンツが存在します。

・エンジニア部
・DocumentPortal
・個人ページ

個人ページ

名前の通り、個人で自由に記載できるページです。
ただし、個人のページですが、閲覧権限を設定することをNGとしています。
従って、雇用形態に関わらず誰でも皆の個人ページを閲覧する事が可能です。
(その為、各プロジェクトに関する内容はセキュリティ上の問題があるので、所属のプロジェクト情報の記載は禁止しています)

ここには言語やコーディングテクニック、便利なツール情報など他のプロジェクトでも使用出来そうな情報を記載してもらう想定です。そうすることで、もしプロジェクトが変わったとしても元のプロジェクトのスペースからわざわざコピーする必要もなく、情報の更新も1スペースで済むため、常に最新の情報を残すことが出来ます。

また、自分でちょっと調べた内容でも、他の人がそのページを見つけて役立ててくれる様な動きも期待しています。

エンジニア部

エンジニア部としての活動を記録したり、メンバーに共有する資料を公開するコンテンツです。

以前のスペースではページの階層が煩雑になっており、何が重要な資料で何処を見に行けばよいのか?をメンバー自身が記憶/検索する必要がありました。

従って、FunplexEngineerPortalでは「エンジニア部の各組織のワークスペース」と「エンジニア部のメンバーに共有する資料/ドキュメント置き場」とに大きくページ階層を分離しました。
そうすることでメンバーが”このページを見ればよい”と明確になり、覚えるページも1つで済みます。

また、部の目標やガイドラインと言った重要な内容をページ上部に表示し、メンバーに意識してもらえる様な工夫をしています。

DocumentPortal

最後はFunplexEngineerPortalの目玉「DocumentPortal」です。
しかし、O氏が「ここは私が語りたい!!」と言っているので、説明を譲りたいと思います。次回以降のTECH BLOGの記事で紹介しますので乞うご期待ください!!

他職種に向けて

「FunplexEngineerPortal」は決してエンジニアメンバーだけのものではありません。
もちろん他職種のプランナーやデザイナーの方々もこのスペースを閲覧する事が可能です。
これまでは他職種向けのドキュメントなどをプロジェクト毎に準備する必要があり大変でした。。。
これからはどのプロジェクトの人に対しても「FunplexEngineerPortalを見て!!」と言えるので非常にありがたく思っています。

これは個人的な意見ですが、、、
もうしばらくすると日本でも「プログラミングの義務教育化」が始まるかと思います。あと10数年もするとプランナーやデザイナーでプログラミングの知識を当たり前のように知っている人達と仕事をする時代が来るはずです。そんな時代に向けてもエンジニアの技術や知識をFunplexEngineerPortalへ蓄積&集約させて、これから勉強する人たちの役に立ってもらえればと思っています。

最後に

語ればいくらでも話が出てくる内容でしたが、、、今回はこれくらいにしておきます。

はじめのほうにも記載しましたが、私自身、一般的なIT業界SE~ゲーム業界ENで10社以上の現場を経験していましたが、ファンプレックス(グリー)の様に誰でも自由に資料を共有する現場は無かったです。
しかし、今回記載した内容はドキュメント環境が整っている会社では当たり前の事かもしれません。
まだまだ改善の余地もあります。

そんな他の会社での当たり前や便利さを常に追い求める事が出来るのもファンプレックスの良いところだと思います。そして、このような改善に有志で付き合ってくれたメンバーには感謝の言葉しかありません。

それでは残りの「DocumentPortal」の記事を楽しみにお待ちください!!

ファンプレックス株式会社

グリー株式会社の100%子会社で、ゲーム運営事業を行う。
公式サイト: https://funplex.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/funplexInc

[本件に関するお問い合わせ先]
ファンプレックス株式会社 広報担当
東京都港区三田一丁目4番1号 住友不動産 麻布十番ビル 5階
E-mail: info.funplex@funplex.co.jp